事業紹介

建築設計監理

公共建築における建築設計監理について

三輝設計事務所では、公共建築に多く携わる業務を行っております。
公共建築は、国民の共有財産として、施設利用者にとって便利で質の高い空間を提供するとともに、愛着を持って長く使われつづけることが必要です。公共建築では、施設管理者、施設利用者、近隣住民等の多様な関係者が存在しており、設計者はそれぞれ建築物に求める多様なニーズや諸条件を把握し、設計に反映することが求められます。

設計・監理業務の流れ

STEP 01.

依頼・面談

予算、取得する土地、建物の構造や平面プラン等の要望を聞き、土地選びや工法に関してわからない点があれば、説明・アドバイスします。

STEP 02.

現地調査

建築予定の敷地の状態や、日照、道路の交通量、景観等の周囲環境を調査します。また、敷地の建築条件や関連法規等も調査・整理し、敷地測量等を行います。

STEP 03.

基本設計

要望を元に、平面プラン、居住性やデザイン、日照や風通り等を勘案してプラン図を作成し、基本となる設計図を作成します。必要に応じて外観・内観パースを作成します。

STEP 04.

実施設計

基本設計を元に詳細な設計を行います。内外装デザイン等意匠設計、自重、台風、雪、地震等に耐えられる構造の設計や、ガスや水道の配管、壁や床の材質、照明器具等の細部にわたって決定していき、図面を作成します。図面完成後は内外装仕上・躯体の数量拾い出しを行い、単価を入れて工事内訳書を作成します。

STEP 05.

工事監理

確認申請等を行い、工事が始まってからはその進行を監理します。図面通りの施工になっているか、工程の監理に遅れは出ていないか等を確認し、強度試験や材質検査等も行います。全ての工事・検査が終わりましたら、引き渡しになります。

建物01

建物02

耐震診断・耐震補強計画設計

耐震診断は、旧耐震基準で設計された建物に対し、新耐震基準において耐震性を保有しているか確認します。
また、新耐震基準で設計された建物についても、劣化等が懸念される場合は診断します。
まず、建築物の概要、使用履歴、増改築、経年劣化、設計図書の有無等を確認し、耐震診断のレベルを判定します。1〜3次の診断レベルがあります。

1次耐震診断

各階の柱と壁の断面積とその階が支えている建物重量から計算します。設計図面があれば、建物の調査を行わなくても短時間で計算できます。

2次耐震診断

各階の柱と壁のコンクリートと鉄筋の寸法から終局耐力を計算し、その階が支えている建物重量と比較する計算方法です。コンクリートの圧縮強度・中性化等の試験、建物の劣化状態等の調査が必要です。学校・庁舎等の公共建築物で最も多用されている診断方法です。

3次耐震診断

2次耐震診断の柱と壁に加えて、梁も考慮して計算する方法です。現行建築基準法の保有水平耐力計算と、ほぼ同程度のレベルで終局耐力を計算します。

診断診断の結果、倒壊の可能性があると判断された場合に、倒壊を防ぐために耐震補強計画設計を行います。耐震補強の工法には鉄骨枠組補強や外付け鉄骨補強等があります。

建物03

建物04

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